花巻市 道の駅はやちね
2012.09.29 Sat

道の駅はやちねの愛称は「神楽とワインの里」だそうで、やはりブドウ抜きには語れない。
大きな造形を見ながら構内に入り、俺は目を疑った。
建物に古さは感じないものの、人の気配がまるで無い。
道路を挟んだ向こう側の敷地には、人や車がちらほら見える。
だが、こちら側は廃墟のようだ。

ドアは普通に開いた。
自動販売機が数台、あとはスタンプとチラシ。
ここは、無人駅だった。

以前はオーストリアのベルンドルフ市と旧大迫町が友好都市だった関係で、ワイン展示などを行っていたそうだが、2008年にクローズしたらしい。
交流を示すパネルは、現在も展示されていた。

道路を渡った方の構内には、レストランや親水公園など。
そして、友好の鐘。
これもベルンドルフ市との友好により寄贈されたものらしい。
塔の真下に進むと、左にロープが。
鳴らしてもいいのか分からず、結局ロープには触らなかった。
花巻市 早池峰ダム
2012.09.29 Sat

山間を抜けると、ダムが現れた。
これが、早池峰ダムだった。
ダムの目的は以下の5項目。
1.洪水調節
2.発電
3.流水の正常な機能の維持
4.水道用水
5.工業用水

車を降りると、驚くほど辺りは静かだった。
ただし、欄干の近くでは時折コーンコーンという音が響いて、全くの静寂というわけではない。
あの音はなんだったんだろう。
なお、県のホームページによると「長さは333mで東京タワーと同じ」とのこと。

ダム湖は、目の前の風景を鏡のように映していた。
重い空が、水面からも伝わってきた。
盛岡市 イオンモール盛岡
2012.09.27 Thu

時々、正面上の丸い部分を時計と勘違いする。
時計だったらいいのになぁという願望が、俺の中にあるからだと思う。

目の前を見てふと気が付いたが、駐車の区画ラインが奥側と手前側でずれていた。
並びのどこかで調整できそうな気もするが・・・。
ちなみに俺が駐車した列は、一般的な駐車場の区画割と同様ずれていなかった。
東北自動車道 北上金ヶ崎PA
2012.09.23 Sun

ニララージャン麺を食べたことはないが、辛い麺類なのは間違いないだろう。
なにしろ、「ピリ辛ピリ辛の」とリピートしているくらいだから。
パネルの一番最後の行には「秋・冬に ムクムクムク・・・!!」
俺は、肩をすくめた。

自動券売機には、北上コロッケ暖簾分認定店の貼り紙が。
描かれているのは北上コロッケのキャラクターだろうか。
衣の形からピグモンを連想した俺は、決して若くはない。
近寄ってよく見ると、何かに似ている……。
……衣を脱ぐと、ピカチュウにならないか。
家に帰ってネットで検索すると、東北農政局のサイトに北上コロッケのキャラクターが載っていた。
さっき見たキャラクターとは全く違うものだった。
俺は、肩をすくめた。
盛岡市 愛宕山記念公園
2012.09.22 Sat

「この坂を上るのか……。」と思うような坂を上り、「この道はすれ違えない。無理。対向車が来ませんように……。」と思うような道を通ると、急に目の前が開けた。
ここが駐車場らしい。
ガランとしていて、どこに停めようか少し悩んだ。

少し歩いて広場に辿り着くと、視線の左端に小高い場所が見えた。
頂上付近かと思い階段を上ると、目の前には「愛宕山南部太郎坊堂」と刻まれた碑が。
他に、山頂を示すような物は見当たらなかった。

階段を下りた先には、ネットで見たとおりの立派な展望台。
気のせいか、左右非対称に感じる。
展望台に上ると、あちこちの柱に相合傘が。
端っこの柱には、「ここは ラブスポットです」。

街の方を眺めてみる。
思ったよりも色々見えるというのが、率直な感想。
誰もいない空間で広い景色を眺めるのは気持ちいい。
しばらくすると、カップルが展望台に近づいてきた。
俺は、その場を離れた。
若い二人の邪魔になってはいけない。
盛岡市東中野
2012.09.22 Sat

簗川沿いを適当に走り、上れそうな坂を適当に上ると、そこで舗装は終わった。
目の前には門が、その脇には砂利道の上り坂が。
砂利道を行ってみようかと思ったが、私道かもしれないと考え直し選択せず。
なぜ砂利道を私道と同義で考えたのか、俺自身不明だ。

目の前の敷地は、沢田浄水場だった。
趣のあるプレートには、趣のある字体で「盛岡市水道沢田浄水場」と標してあった。
あとで知ったが、ここは給水区域の広さが市内最大で、雫石川の右岸側や繋地区までカバーしているとのこと。
あのエリアの水道水は、雫石川の水では無かった。

町の方に目を向けると、そんなに離れた場所でもないのに、国道106号が遠くに小さく見えた。